武力を伴う紛争に対して戦争反対のスピーチ

2024年1月4日名セリフ・スピーチ

相手が存在する事実を受け入れること

スピーチ作成者: 私

日本はこの80年間、直接的に武力を用いた他国との戦争はありませんでした。しかし、古代より自然災害と戦い続けています。地震、台風、津波、噴火、雪崩…。数々のリスクとともに生きてきました。自然災害は人の生活や命を奪います。しかし憎んだところで、自然災害はなくなりません。自然の脅威を消し去ろうとするのではなく、逃げるのでもなく、それがただ存在するという事実を認め、受け入れ、その環境下で生き抜く方法を探ってきました。

相手が人間であればなおさらです。言葉があります。理解できない相手を理解できないと決めつけ、ただただ消滅させようとする考え方や行いは、巡り巡って自分自身を痛めつけることになります。台風や津波に向かって銃弾を放って何が解決するでしょうか。人々の意思や感情は無形で捉えきれないものです。自分の大切な人を奪われば憎しみにとらわれるのも人間です。それは否定できません。かといって、霧の中に突進し、盲目的に無関係の人々や自分たちの命を奪い、失うことになんの意味があるでしょうか。形のないものに対して銃弾は有効策とは言えません。にもかかわらず、他に道がないと思い込み、人々の生活を破壊し、命を奪い、それを「正しいことだ」と一方的に断ずることは、憎悪を拡大させる以外の何をもたらすでしょうか。

人間には大自然と異なり言葉があります。何を許せず、何を許容できるのか、相手の存在そのものを否定する行為によって解決しようとするのではなく、歩み寄る努力をできるのが人類だと思いたいです。

戦争反対を叫ぶ重要性

スピーチ作成者: 私

人が、多くの人が命を落とそうとしている。そのことに対して、「知らない」とか、「わからない」とか、普通はありえるでしょうか?眼の前で人が死にかけていて、なのに自分は何もわからないと言って目をつむり耳をふさげば、その人は死んでしまいます。それはその人の死に対してOKを出しているのに等しい行為です。その人が死んでよい人間かどうかなど、それこそ「知らない」我々に判断がつくでしょうか。

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