Ngonの発音|ベトナム語のおいしい

2019年10月6日ベトナム語

海外旅行で第一に勉強したい単語といえば、あいさつ、Yes/No、そして「おいしい」ですね。

ベトナム語でおいしいはngonです。

この発音について、以下、見ていきましょう。

Ngonはゴンではない

Ngonを無理やりカタカナにするとゴンですが、ゴンでは通じません。

つづりもGonではなく、ngonですね。

実際、この通りにカタカナにして発音するのが、イメージしやすいです。

ンゴン。

最初のンははっきり1音として発生せず、「ゴン」を言う前に、軽く「ン」を入れるようなイメージです。

Oはオより気持ち口を広げる

ベトナム語のoはoとôの2つがあります。

Oは日本語のオより若干口を広げます…が、あまり気にする必要はありません。日本語のオとの比較ではなく、ベトナム語のôとの区別の方が重要です。

Ôはoよりも口をすぼめます。
Oはôよりも口を広げます。

結論として、ôと混同しないよう、口の大きさに意識を払いましょう、くらいです。

-nと-ngを区別する

日本語で「ン」は一つしかありません。実際にはnとmを使い分けていますが、意識しているわけではありませんし、自然とそうなるだけで、mであるべきところをnと発音しても、まったく理解に支障はありません。

しかし、ベトナム語の場合、日本語の「ン」にあたるものは-nと-ngがあります。もっといえば、-nhや-mもありますが、ここでは-nと-ngのみに絞ります。

この項目の結論まで時間がかかりましたが、ポイントは口を閉じないことです。

もしngonがngongだと仮定すると、-ongは口を閉じます。-ongではなく-onですので、口を閉じません。

日本人がngonをカタカナ発音しても、普通は口を閉じないでしょうが、間違って口を閉じてしまうと、ngongという存在しない単語になりますので、気をつけてください。

なお、-ngについては、下記の記事にもう少し詳しく書いています。

ベトナム人による発音

最後にベトナム人の妻による発音の音声データを掲載します。

あまり違いはないですが、2パターン収録しました。

Ngonのパターン1
Ngonのパターン2

ベトナム語