Ngonの発音|ベトナム語のおいしい
海外旅行で第一に勉強したい単語といえば、あいさつ、Yes/No、そして「おいしい」ですね。
ベトナム語でおいしいはngonです。
この発音について、以下、見ていきましょう。
Ngonはゴンではない
Ngonを無理やりカタカナにするとゴンですが、ゴンでは通じません。
つづりもGonではなく、ngonですね。
実際、この通りにカタカナにして発音するのが、イメージしやすいです。
ンゴン。
最初のンははっきり1音として発生せず、「ゴン」を言う前に、軽く「ン」を入れるようなイメージです。
Oはオより気持ち口を広げる
ベトナム語のoはoとôの2つがあります。
Oは日本語のオより若干口を広げます…が、あまり気にする必要はありません。日本語のオとの比較ではなく、ベトナム語のôとの区別の方が重要です。
Ôはoよりも口をすぼめます。
Oはôよりも口を広げます。
結論として、ôと混同しないよう、口の大きさに意識を払いましょう、くらいです。
-nと-ngを区別する
日本語で「ン」は一つしかありません。実際にはnとmを使い分けていますが、意識しているわけではありませんし、自然とそうなるだけで、mであるべきところをnと発音しても、まったく理解に支障はありません。
しかし、ベトナム語の場合、日本語の「ン」にあたるものは-nと-ngがあります。もっといえば、-nhや-mもありますが、ここでは-nと-ngのみに絞ります。
この項目の結論まで時間がかかりましたが、ポイントは口を閉じないことです。
もしngonがngongだと仮定すると、-ongは口を閉じます。-ongではなく-onですので、口を閉じません。
日本人がngonをカタカナ発音しても、普通は口を閉じないでしょうが、間違って口を閉じてしまうと、ngongという存在しない単語になりますので、気をつけてください。
なお、-ngについては、下記の記事にもう少し詳しく書いています。
ベトナム人による発音
最後にベトナム人の妻による発音の音声データを掲載します。
あまり違いはないですが、2パターン収録しました。
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