ベトナム語の挨拶: シンチャオではないよ!

ベトナム語

ベトナム語の挨拶はXin chào(シンチャオ)ではない

ベトナム語の挨拶はXin chào(シンチャオ)ではない…正確には、xin chàoは単独では、あまり用いられません。

Xin chàoはかしこまった場や、お店での「いらっしゃいませ」に代えてのテンプレート的挨拶には用いられますが、日常では使いません。ただし、後述の人称代名詞が不明確な場合にも、仕方なくXin chàoと言うケースはあります。

別ページで紹介の「Cảm ơn」と同様、Anh/Chị/Emなどをあとにつけます。

Chào anh/Chào chị/Chào emなどです。

なお、先ほど、「いらっしゃいませ」の意味でも利用すると書きましたが、日本の「いらっしゃいませ」に100%マッチしていないというか、そういった表現がありません。つまり、日系飲食店・店舗以外で「いらっしゃいませ」のつもりで「Xin chào」は、あまり聞かないということです。

英語でも「いらっしゃいませ」に相当する語はないようで、日本独特の風習からくる語のようですね。そういったケースでは、日本と同様に接客しようとすると、無理がでます。

日系店舗で、いらっしゃいませの意図で「Xin chào」を使う場合でも、単独で「xin chào」は言いません。例えばFamilyMartさんは「FamilyMart xin chào」というように、主語に店舗名をおいて使っています。

呼びかけのための「いらっしゃいませ」

日本での「いらっしゃいませ」の場合、「よってらっしゃい見てらっしゃい」の呼びかけの意図と「ようこそお越しくださいました」という歓迎を表す使い方の、2パターンがあります。

前者の、歓迎の意味で「Xin chào」は、ベトナム人も意図を推測できると思います。

しかし後者の、店先で呼びかけるための「いらっしゃいませ、いらっしゃいませ~」のような意図で「Xin chào」を利用すると、本当にただの挨拶に聞こえます。だれに挨拶しているんだろう、と変に思います。イベントブースや何かで呼びかけをしたい場合は、場の空気にあわせた適切な語をベトナム人に相談するといいでしょう。おそらく、呼び込みを行いたいなら不特定多数ではなく直接個人に声がけをする、商品の特徴をアピールする、「どうか見ていってください」などの具体的な表現のみ利用する、などが適切だと思います。