夫の子育て・育児

2017年10月26日育児

ベトナムでは産休6ヶ月が普通。

ベトナム、特に都市部では夫婦共働きが一般化し、国から補助の出る6ヶ月がたったら、働き始める奥さんが多いです。

物価の高いホーチミンでは共働きが必要で、父母の育児支援が受けられないと、なかなか大変。

私のベトナム人妻も6ヶ月で復帰です。

幸い、私自身が仕事に時間の融通が利く立場なので、妻が仕事に行っている間は私が面倒を見ながら家で仕事をします。

ただもう、やはり四苦八苦。

子供の様子を見ながら家事も仕事もするのは艱難辛苦。

出産直後新生児編・入院中

出産後一週間くらい、妻は病院に入院していたので、妻の実家に滞在し、病院と行き来していました。

仕事をしながら、妻のいない中で、妻の実家に一人でお世話になり、毎日病院に行っていました。

毎日、義理の父母が病院の送迎いやご飯のお世話をしてくれて、本当にありがたいかぎりでした。

とにかく、産まれた子供以上に、妻が入院によるストレスに負けないかが心配だった。

出産直後妻も表情に余裕があるように見えたのは、喜びや緊張感、元気な顔を見せようというだけではなく、義理のお母さん、つまり妻の実のお母さんが、出産当日からほとんど寝ずに、家事もやりながら病院を行き来してくれていたのも大きいと思います。

妻の入院時に夫(私)のやった育児

  • 粉ミルクを作るのにトライ
  • 病院のトイレでミルクで汚れた赤ちゃんの衣服を手洗い
  • 妻の手伝い。「それとって」「暑いから扇であおいで」など
  • ブルーライトの準備…黄疸気味だったのでブルーライトあてた

怖いので入院中は一切、赤ちゃんを抱かなかった!

出産直後新生児編・退院後

妻の晴れての退院後、引き続き一週間、妻の実家に滞在した。

仕事に融通の利く立場で本当に良かった。

その後は毎週金曜日の夜に、妻と息子に会いに、長距離バスで。

疲れた…。

ベトナムにまだ電車はないので、バスです。

日本のバスみたいに親切丁寧ではないです。行き先表示もないので、言葉が通じず不安まみれのバス通い。
とにかくベトナムでのバスだけは、いつまでたっても嫌いなんですが、それでも毎週、心配3割、寂しい7割で、がんばって一人でバスに乗る。

妻の実家通い時に夫(私)のやった育児

妻は母乳主義なので、「寝る・飲む・うんち」の3つしか行動パターンのない新生児時は、おむつ交換くらいしかやることがありません。

しかも金曜日の夜から土日だけなので、できることがほとんどない。

  • おむつ交換
  • 赤ちゃん関連の洗濯(大人と洗濯物分けてと言われたので手洗い)
  • その洗濯物を干す
  • その洗濯物を取り込む
  • 赤ちゃんの衣服交換
  • ごくまれに粉ミルク…母乳主義なので、飲ませてみたかっただけ

夜中は赤ちゃんが泣いても、心のなかで仕事を言い訳にしつつ、妻に任せきりだった。

なので印象に残っているのは、うんち。

とにかくうんちがはみ出る。

土日しか赤ちゃんを見ない私はうんちとの戦いでした。

ベビーベッドではなく、今も当時も一緒のベッドで寝ているので、赤ちゃんの衣服はもちろん、ベッドもうんち。

日本で買うより高いですが、ベトナムでもパンパースは買えます。

何度か試して、パンパースは漏れにくい印象で、次の子供は、新生児のうちは経済性には目をつむって、パンパースかなあと思っています。

パンパースでも大、量にうんちしたときは漏れましたが…。

ちなみに日本ではあまり見ないと思うのですが、ベトナムでは、新生児に大きさがフィットすることやコストが理由か、布おむつに貼り付けるタイプの紙おむつが主流のようです。

新生児のときは布おむつ、ある程度大きくなったら、テープ式・パンツ式のおむつ。

なぜ夫のサポートが必要か

この時期は、語弊がありますが、赤ちゃんは、大事な大事なかわいい赤ちゃんは、とても動物的で、泣く・飲む・寝るしかせず、コミュニケーションも取れません。

どれだけかわいい我が子でも、出産による体調の変化、疲労や夜泣き、個人差あれど母親であろうとする責任感。育児ノイローゼというものが存在する理由がよくわかりました。

新生児の期間はコミュニケーションが取れないため、ひたすらルーチンワークで、「もしかしたら永遠にこれが続くのでは?」という気分になってきます。

一人で子育てせざるをえない奥さんも多いでしょうから、その精神力は半端ないと思った。

かりに義理のお母さんにサポートをお願いできるとしても、いくら日中に仕事をかかえているといって、夫が苦労をわかろうとしなければ、それは奥さんや義理のお母さんから見て、どうだろう。

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